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キャラクターで一句!!武左衛門「川柳」コンテスト結果発表!!

昨年11月より募集しておりました「武左衛門『川柳』コンテスト」に多数ご応募いただき、誠にありがとうございました。 お寄せいただいた全596句を審査し、下記の通り優秀賞3句と佳作10句が決定しました。

親近感 おぼえる貴方も 武左衛門

選者コメント

竹村武左衛門の登場を心待ちにしている読者の方々は、どこかで、自分のダメな所や弱い所を、このキャラクターの言動に投影してるのかもしれませんね。そう言う私も武左衛門に親近感を抱く読者の一人。我が身を振り返り、しっかりせねばと思う今日この頃です。

勢津さんと 愚痴り合いたい 女子会で

選者コメント

「男って、どうして〇〇〇〇なのかしら?」「そうそうそう!」「うちのダンナがさ……」「ホント、男って……」と武左衛門の妻・勢津さんを囲み、『ダメ男』を酒の肴に愚痴トークに花が咲く女子たちの様子が目に浮かぶようです。ついつい勢津さんに肩入れしてしまう女性読者の気持ちが表現された一句。

武左衛門 なんだかんだで 癒し系

選者コメント

自分の事は二の次、何事も周りの人を優先する思いやり深い主人公の坂崎磐音。一方、自分の欲するままに行動し、思いつきを言葉にする竹村武左衛門。この対照的な二人が行動を共にするから面白い。磐音にとって武左衛門は心癒される友、その関係性を表現した一句ではないでしょうか。

酉年も 武左衛門なら さんずいに

選者コメント

2017年の今年ならでは、ワザありの一句です。「酉」の字を見た途端に、ゴクリと喉を鳴らす武左衛門の様子が目に浮かぶようです。でも、ここまでくると、酒毒に侵されているレベルですね。

武左衛門 出来ぬ酒断ち 出来た嫁

選者コメント

酒をやめる武左衛門はちょっと想像できませんよね。頼りにならない夫を持つと妻はしっかりするものなのでしょう。武左衛門と勢津さんの夫婦関係を表現した一句。語呂が良く洒落のきいた作品です。

勢津殿に 尋ねてみたい なれ初めを

選者コメント

たしかに、武左衛門と勢津さんが夫婦になった切っ掛け、気になりますね。先に惚れたのは武左衛門なのか、勢津さんなのか、二人の出会いにどんなドラマがあったのか……? 二人のラブストーリーを読んでみたいと思うのは私だけでしょうか?

家族には 要らぬが友に 欲しい人

選者コメント

四六時中顔を突き合わせて暮らすには、なかなか厄介な人物ですが、月イチで一緒にお酒を飲むくらいなら、楽しい宴席になりそうです。でも払いは期待できないので、奢る覚悟で飲みに行かなくてはなりませんね。うんうんと妙に頷いてしまう一句です。

武左衛門 主役も食えば 酒も飲む

選者コメント

お酒が入ると、その場が武左衛門の独壇場となることもしばしば。大概はだらしない姿をさらしますが、酔いながらもふと本質を突いたり、ドキリとするような一言をぼそっと呟いたりすることが稀にあります。そんなシーンにグッとくるのは私だけではないはず。竹村武左衛門は愛すべきキャラクターだと思います。

安酒を 銘酒に変える 苦労人

選者コメント

永の浪人暮らしの武左衛門にとって、酒とあらば、安酒であっても銘酒が如き飲みっぷり。一滴もこぼさぬように飲み切って、決してお酒を粗末には扱いません。貧乏人の子沢山、その肩に主人としての重責を任う武左衛門ではありますが、竹村家で一番の苦労人は勢津さんでしょうねぇ。

名場面 また振り向けば 奴がいる

選者コメント

磐音、柳次郎と三人で用心棒仕事を請け負っていた頃、武左衛門も数多のクライマックスシーンに登場。予測不能のトリッキーな動きを見せて事件解決に一役買ったこともありました。いろんな意味で、このシリーズには欠かせない存在です。

妻と子を 背負う主人の 千鳥足

選者コメント

日雇い仕事の帰り、武左衛門の足はついつい煮売り酒屋の方へ。倹しい食事を分け合って食べる子供たち、明日の米の心配をする勢津さん、そんな五人の顔を思い浮かべ、帰路、後ろめたい想いに苛まれるダメ親父の背中が目に浮かびます。ちょっと、しんみりさせられる一句です。

酔い醒めは 四児の笑顔と 妻の角

選者コメント

二日酔いで目を醒ますと、そこにはニコニコと屈託のない幼い子供たち。その向こうには明らかに普段と様子の違う女房の姿が……。このあたりは、江戸時代も平成の今も変わりません。負けるな、武左衛門! 頑張れ、平成のお父さんたち!

武左衛門 空気を読まず 口を出す

選者コメント

これこそ竹村武左衛門の真骨頂。思わず口走った言葉に、柳次郎の母幾代さんは顔色を変え、娘の早苗が窘めるシーンは最早お約束。場の空気を読まない武左衛門の言動にイラッとする読者も多いと聞きますが、私はこういったシーン、大好きです。

入選された皆さま、おめでとうございます。
今後も同様の企画を当HPで開催予定です。今回惜しくも入選に至らなかった皆さまも、引き続き奮ってご応募ください。

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(画)蓬田やすひろ (書)岡澤慶秀