HOME > 登場人物

登場人物

坂崎磐音
坂崎磐音

坂崎磐音(さかざき いわね)

本作の主人公。九州・豊後(ぶんご=現在の大分県)関前(せきまえ)藩の中老・坂崎正睦の長子。 3年間の江戸勤番勤めののち27歳で帰藩した直後に起きた事件のため、許婚の奈緒を残して関前藩から離脱、江戸深川で浪人暮らしを始める。
剣を構えた様子が「まるで春先の縁側で日向ぼっこをして居眠りをしている年寄り猫のようだ」と評されたため、居眠り剣法と呼ばれている。 愛刀は備前包平(びぜんかねひら)、刀身は2尺7寸(82センチ)。人情に厚く礼節を重んじ、良すぎるほど人が良く、春風のように穏やかな人柄でもある。

坂崎家とその周辺の人々

坂崎家とその周辺の人々

坂崎正睦(さかざき まさよし)

豊後関前藩の中老。磐音の父。藩主・福坂実高からの信頼は厚く、その高い財務能力を買われ、多額の借財を負う藩の財政建て直しに挑んでいる(なお、関前藩は架空の藩名)。

坂崎照埜(さかざき てるの)

磐音の母。関前藩年寄・岩谷家より嫁ぐ。

豊後関前藩とその周辺の人々

豊後関前藩とその周辺の人々

小林奈緒

小林奈緒(こばやし なお)

琴平の末妹であり磐音の許嫁(いいなずけ)。心優しく麗しい女性。予期せぬ運命に翻弄される。

福坂実高(ふくさか さねたか)

豊後関前藩六万石の藩主。福坂家十代目の当主。温厚で情に厚く、家臣のみならず領民からも慕われている。

中居半蔵(なかい はんぞう)

豊後関前藩江戸屋敷の御直目付(おじきめつけ=家老などの重役の勤務を監察する役職)。藩の守旧派の江戸の会合にも出入りする人物。

江戸で関わる人々

江戸で関わる人々

金兵衛
金兵衛

金兵衛(きんべえ)

江戸・深川六間堀の、通称「金兵衛長屋」の大家。 夏でもどてらを着ているため、「どてらの金兵衛さん」と呼ばれている。口は少々悪いが生来気がよく、浪人暮らしとなった磐音を常に気にかけている。

おこん
おこん

おこん

金兵衛の娘。「今小町」と言われ、「鳶が鷹を生んだ」と評判になるほどの美人。両替商『今津屋』に女中として長らく勤めている。 磐音と出会ったころは21、22歳だったが、奥向きの一切を任されるほど店では信用されている。
気っ風がいい深川娘。

今津屋吉右衛門
(いまづや きちえもん)

両国西広小路に大店を構える両替商『今津屋』の主人。 今津屋は江戸の六百軒の両替商を束ねる両替屋行司。 商才だけでなく人を見る目があり、早くから磐音の人柄を見抜いて重用する。

由蔵
由蔵

由蔵(よしぞう)

両替商『今津屋』の仕事熱心な老分番頭。 のんびりしているように見えて目配りも行き届いている。 今津屋の数多い奉公人を束ねる威厳も持ち合わせている。

品川柳次郎
(しながわ りゅうじろう)

貧乏御家人の次男坊。深川の北割下水の拝領屋敷に両親と兄の4人で暮らす。 気さくで素直な性格で、母親思い。磐音とは用心棒仲間。

竹村武左衛門
(たけむら ぶざえもん)

本人は「伊勢の津藩の家臣だった」と言う。 今は深川の南割下水の半欠け長屋に住む貧乏浪人。 妻・勢津(せつ)と4人の子を養わなくてはならない立場であるにもかかわらず、放っておくと稼ぎを酒に使ってしまうが、不思議と憎めないところがある。 磐音とは用心棒仲間。

幸吉(こうきち)

唐傘長屋に住む少年、11歳。叩き大工・磯次の長男坊。子どもながら鰻捕りの名人で、磐音にとっては深川暮らしの指南役。

佐々木玲圓
(ささき れいえん)

江戸・神田三崎町で直心影流(じきしんかげりゅう)の看板を掲げる尚武館道場の主。 「炎の剣」の使い手として江戸の剣術界に名をとどろかせており、幕府とも密かなつながりを持つ。 磐音の剣の師でもあり、磐音の身をいつも案じている。

速水左近(はやみ さこん)

佐々木玲圓の剣友。幕府の御側衆(おそばしゅう=将軍の身辺警護を担当)。

松平辰平
松平辰平

松平辰平
(まつだいら たっぺい)

佐々木道場の住み込み門弟。あだ名は「痩せ軍鶏(しゃも)」父は旗本・松平喜内。

重富利次郎
重富利次郎

重富利次郎
(しげとみ としじろう)

土佐高知藩山内家の家臣で、佐々木道場の住み込み門弟。体つきから「でぶ軍鶏」と呼ばれている。

笹塚孫一
笹塚孫一

笹塚孫一(ささづか まごいち)

南町奉行所の年番方与力。 五尺そこそこの小さな体に大きな頭、ちょこんと載せた陣笠がトレードマーク。 磐音とは数々の事件を通して昵懇の間柄になる。 悪人が溜め込んだ金を奉行所の乏しい探索費用の足しにするという荒技を平然と繰り返す剛の者。

弥助
弥助

弥助(やすけ)

磐音が奈緒を探し求めて長崎を旅した際、遠賀川の渡し場で出会った越中富山の薬売り。後に幕府隠密と分かる。

霧子
霧子

霧子(きりこ)

雑賀衆の女忍び。日光社参の折に徳川家基の命を狙うが……。

小田平助
小田平助

小田平助(おだ へいすけ)

福岡藩郡奉行支配下芦屋洲口番の五男で、富田天信正流槍折れの名手。 十四のときから三十年余りの武者修行の末、神保小路の尚武館道場の客分となる。

Topに戻る

Copyright(C)2016 双葉社 All Rights Reserved.
(画)蓬田やすひろ (書)岡澤慶秀