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■1000万部を超える平成の大ベストセラー |
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「居眠り磐音 江戸双紙」は、春風のように穏やかで思いやりの深い青年武士、坂崎磐音(いわね)を主人公とする書き下ろし長編時代小説である。江戸下町の人々との心あたたまる交流、居眠り猫が突然目覚めたかのごとく鮮やかに悪を斬り捨てる磐音の剣さばき、胸をしめつける男女の心の機微――まさに“剣あり、恋あり、涙あり”の痛快な物語は、長編小説を読む喜びを満喫させてくれる。
2002年(平成14年)の刊行以来、すでに32巻、累計1000万部(『「居眠り磐音 江戸双紙」読本』を含む)を突破、名実ともに平成の大ベストセラーシリーズの地位を揺るぎないものとした。佐伯作品としては初めてドラマ化された点でも注目を集めている。
江戸中期の明和9年(1772年)4月下旬、九州・豊後関前(せきまえ)藩の藩士、坂崎磐音は3年間の江戸勤番を終え、朋輩の河出慎之輔、小林琴平とともに国許へと帰参した。3人は江戸で剣の腕を鍛え、経済の新しい潮流を学び、藩政改革の希望に胸をふくらませていた。3人は幼なじみでもあり、特別な絆に結ばれている。慎之輔の妻・舞は琴平の妹であり、その妹の奈緒もまもなく磐音と結婚することになっていた。
だが、帰藩早々事件が起こる。磐音ら改革派をうとましく思う藩の守旧派が仕掛けた罠だ。彼らは、慎之輔の妻・舞が不貞をしたかのように吹聴する。策謀にはまった慎之輔が舞を手討ちにし、妹を殺された琴平が慎之輔と流言を発した男を斬ってしまう。腕の立つ琴平を誰も捕らえることができず、ついに磐音に上意が下り、琴平を討ち取らざるをえなくなる。
親友たちを一夜にして失っただけでなく、許嫁・奈緒の兄を斬ってしまった磐音は、もはや藩にとどまることはできない。奈緒を残し、失意のうちにひとり豊後関前藩を後にする。
江戸に舞い戻った磐音は深川六間堀の長屋で暮らしはじめる。だが、慣れない浪人暮らしで家賃もとどこおり、見かねた大家の金兵衛に、鰻割きと両替商・今津屋の用心棒の仕事を紹介してもらう。波瀾の江戸暮らしの幕あきである。
| 「居眠り磐音 江戸双紙」を応援してくださる読者の方々に、より早く情報をお届けし、いっそう作品を楽しんでいただくために、このホームページを開設いたしました。著者・佐伯泰英先生のインタビューや読者の皆さんから寄せられた声、愛読者カードのアンケートの中間発表、そのほかの特集など、ホームページならではの特別企画を盛り込んでいきたいと考えております。普段、お問い合わせいただくことが多い新刊の発売日につきましても、このホームページでいち早くお知らせしますので、ぜひ頻繁にご覧ください。
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